『地縛少年花子くん』は、作者のあいだいろさんによる学園の七不思議“花子くん”とオカルト少女が繰り広げるハートフル便所コメディです！
そんな『地縛少年花子くん』には、スミレという少女が登場します。
彼女は、登場した時にはすでに死亡していて、6番の依代という存在です。
スミレの死因・死亡理由は何？
薄暮に食べられるってほんとなの？
と思った方もいるのではないでしょうか？
そこで今回は
- スミレの死因・死亡理由は？
- なぜ薄暮に食べられる？
- 6番薄暮はその後どうなった？
を予想していきたいと思います。
気になった方はぜひ最後まで読み進めてみて下さい。
それでは見ていきましょう！
Contents
地縛少年花子くんのスミレの死因・死亡理由は？
スミレには生前と、死後に6番の依代として存在していたので、２つの死因・死亡理由があると解釈しています。
一生に2度の死因・死亡理由があるのはなぜなのでしょうか？
こちらでは、死因・死亡理由を詳しく見ていきたいと思います。
スミレの死因・死亡理由①生贄になり死亡
赤根家の運命として生贄に選ばれてしまった存在です。
なのでスミレは自ら望んで犠牲になったわけでは無く、村の為神様に嫁いだという表現をされていました。
つまりスミレの死因は、人柱のように人々の願いを叶える為に、カミサマに捧げられた巫として崖から落ちた事が死因であり死亡理由になります。
物語中では、スミレの運命はすでに定められていたことが描かれており、抗うことはできませんでした。
スミレの死因・死亡理由②薄暮に食べられる
薄暮に食べられると言う解釈は、公式では明確にはされていません。
ですが依代を壊すには
寧々の手で壊す
本人が原型を留める事のないぐらい壊す
の２つしか方法が無いと七峰桜が言っていました。
スミレと薄暮は最初、寧々に壊してもらう為に行動していました。
しかし最終的に他の誰かの手で決着をつけられるより自分たちで幕を下ろす形を取ったのだと推測されます。
その時のシーンで血まみれのスミレとバキンと言う効果音が、薄暮に食べられると言う読者の解釈になったのだと思います。
地縛少年花子くんのスミレはなぜ薄暮に食べられる？
七峰桜に七不思議が必要無くなり、現世も守る必要も無くなったとスミレが告げられた事が事の発端でした。
その結果、薄暮はスミレを壊さないといけなくなります。
薄暮の中では
恐らく寧々にはスミレを壊す事が出来ない
寧々にではなく自分で終わらせたかった
と言う思いがあったと予想できます。
依代には自分の1番大切な物が選ばれます。
なので、スミレは薄暮に食べられる。
と言う解釈になってしまう展開になってしまったのだと予想します。
このエピソードは、2人が望んだ究極の愛が描かれたお話だったのではないでしょうか？
こちらでは、薄暮・スミレ双方の食べれる事への思いを見ていきたいと思います。
薄暮に食べられる理由①薄暮の後悔
スミレに6番としての最後の仕事は、自分を壊す事だと諭されます。
スミレが神に捧げられた瞬間を、黙って見ていた薄暮は自分が100年間ずっとその事を後悔していた事に気付きました。
寧々に依代であるスミレを壊して貰う事もできるが、そうしたところで忘れる事はできないと確信します。
なので好きにさせて貰うと、スミレを嫁に貰ってあげるとして、自分自身で依代を跡形無く壊す事を選びました。
その結果、食べて取り込み自分の中で一緒になると言う意味あいなのではないかと予想しています。
薄暮に食べられる理由②スミレの希望
スミレは死後に、七不思議6番である薄暮の依代として境界に縛られていました。
毎日自分が死亡する日を繰り返し、100年もの間想い人である薄暮とも会えていませんでした。
そして七峰桜と夏彦の策略により100年振りにずっと待っていた薄暮と再会を果たします。
自分が死亡してずっと苦しんでくれていた薄暮の気持ちを知ったスミレ。
ずっと好きだった薄暮からの貰ってあげると言う言葉は、自分を跡形なく壊して一緒になるという意味だと分かっていたと思います。
それをスミレは、嬉しそうに承諾し自ら望んで薄暮に食べられる事を選んだのではないかと予想しています。
地縛少年花子くんの６番薄暮はその後どうなった？
6番薄暮がその後どうなったのかは、作中では明らかになっていません。
しかしスミレを壊しただけなので、6番薄暮自身が消滅してるわけではなく、一怪異として元七不思議として存在はしているかと思います。
これまでの依代を同じく壊された元七不思議を見る限り
境界への出入りが出来なくなってしまった
大切な依代がなくなった
という事が6番薄暮にも例外なくその後に起こっていると思います。
地縛少年花子くんのスミレの死因・死亡理由は薄暮に食べられる？その後6番はどうなった？まとめ
「地縛少年花子くんのスミレの死因・死亡理由は薄暮に食べられる？その後6番はどうなった？」
と題して
- スミレの死因・死亡理由は？
- なぜスミレは薄暮に食べられた？
- 6番薄暮はその後どうなった？
を予想していきました。
いかがでしたでしょうか？
スミレと6番薄暮にはお互いを想い合う強い絆があり、2人にしか分からない終結の仕方を選択した様でした。
一見食べられるという解釈の死因・死亡理由は残酷な結末と思われます。
ですが食べられる事で薄暮の一部となり、一緒にいられるという本人達には幸せな意味になっているエピソードだったのではないでしょうか？
以上「地縛少年花子くんのスミレの死因・死亡理由は薄暮に食べられる？その後6番はどうなった？」
でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました！