『光が死んだ夏』は作者のモクモクれんさんによるホラーサスペンスで『ヤングエースUP』にて、2021年8月31日より連載されています。
2025年7月5日よりアニメ放送がスタートして今話題の人気作品になります!
そんな『光が死んだ夏』で重要な場面に出て来る「ヒチさん」という名前。
重要な鍵を握る存在である事は間違いなく、忌堂家に深く関わる過去と、儀式に関係があるようです。
そこで今回は「光が死んだ夏ヒチさんの正体は?忌堂家の罪や秘密と儀式との関係あり?」
と題して
- ヒチさんの正体は?
- 忌堂家の罪とは?
- 儀式とは?
を見ていきたいと思います。
気になった方はぜひ読み進めてみて下さい。
それでは見ていきましょう!
Contents
光が死んだ夏ヒチさんの正体は?

『光が死んだ夏』の作中で何度か名前の出て来る
「ヒチさん」
ヒチさんの正体は誰で、どの様か存在なのか気になっているのではないでしょうか?
そこでこちらでは、「ヒチさん」の正体について現在、過去と2つ見ていきたいと思います。
ヒチさんの現在の正体は?

何度か名前は上がっていたものの、正体が謎であったヒチさん。
初めてヒチさんの正体である姿が登場したのが、第23話で田中が山から見つけてきた光の父親が使っていたバックの中から出てきた黒い石の様にも見える
「人の頭」だったものという正体でした。
長い年月をへて、首だけが手のひら大の呪具へと変貌をとげた姿となった女性です。
持っていると大抵のやばいものは近づけないほどの強力な魔除の力を持っている呪具の姿がヒチさんの現在の正体です。
彼女は今もなお忌堂家を守っている様です。
ヒチさんの過去の正体は?

ヒチさんは大昔のクビタチ村に実在した人間の女性です。
忌堂家当主の妻という過去の正体があり、光の遠い祖先となります。
ヒチさんは大昔に流行った疫病に侵され「お首さま」になり首をノウヌキ様に捧げられた女性です。
その後、大昔の忌堂家の当主の願いにより生き返る事ができたのです。
しかし首だけとなった姿では生きられず、その日の内で苦しみながら2度目の死を遂げてしまいました。
そういった悲しい過去のある女性という正体でした。
光が死んだ夏忌堂家の罪と秘密は?

『光が死んだ夏』の核心とも思われる忌堂家の罪とはいったい何なのでしょうか?
事の始まりから、何をして罪を背負う事になり、忌堂家の罪の周知度はどうなっているのか。
こちらでは詳しく見ていきたいと思います。
忌堂家の罪の原因「村の業」
大昔クビタチ村では、疫病・不作・事故と良くない事が多く、とりわけ貧しかった様です。
病気で先が長くない人や老人が、自ら首を「お首さま」としてウヌキ様へ首を捧げて、願いを叶えてもらおうとしていたのです。
しかし村人達は、村の病人や老人だけではあきたらず、村を訪れた罪のない人達も殺害しお首さまとして捧げていた様です。
この事が大昔にクビタチ村が起こした「村の業」と言われていて、現在も一部の村人は過去の過ちを悔いながら暮らしている様です。
忌堂家の罪とは?

「村の業」の原因となった1つ疫病で、当時の忌堂家若当主の奥さんであるヒチさんが倒れ、「お首さま」になりました。
その首を持って若当主が山に捧げに行った際にこう願ってしまったのです。
「妻を生き返らせて〜や」
「忌堂家以外の首ならどれでも持って行っていいから」と
その結果ヒチさんは生き返ったのですが、その日のうちに忌堂家以外の村の1/3の人が首にまつわる怪死を遂げる大量死が起きました。
生き返ったヒチさんも生首だけだったのでその日の夜には2度目の死を遂げてしまった様です。
この出来事が、今も代々償っていっている忌堂家の罪と言われているのです。
忌堂家の罪は秘密事項?

忌堂家の罪は、村人には秘密とされています。
村の業が広まってはいけないということでしょう。
忌堂家の末裔とクビタチの老人や村の限られた人達しか把握していない様です。
クビタチ村の外の人や一般の村人たちは、忌堂家の本当の役割や大昔の大事件について知らされていません。
忌堂家と一部の人達がその秘密を抱え、知っているからこそ「ノウヌキ様」が山から降りて来る事に怯えているようです。
光が死んだ夏儀式とは?

『光が死んだ夏』に登場する忌堂家が行う儀式があるようです。
この儀式が何のために行われていてやらなければならないのでしょうか?
こちらでは儀式について見ていきたいと思います。
儀式の内容は?
忌堂家の男性は5年おきに山へ、謝りと神様に山から出て来ないように頼みに行く儀式を行っていました。
その際に、ヒチさんの首の呪具も一緒に山に返しに行く様ですが、いつの間に忌堂家に戻ってきてしまう様です。
なので忌堂家の男性は罪滅ぼしとヒチさんの首を返す事で、村の安寧を保つ為に山へ行く。
という儀式を代々受け継いでいっているのです。
儀式はノウヌキ様との契約?

儀式は、忌堂家の罪と言われている大昔の若当主の願いがノウヌキ様により叶ってしまった事が始まりです。
そこには直接的な契約は無く、一個人の願いしかありませんでした。
しかし、結果的に村の大量怪死が起きてしまい、首だけの姿だったヒチさんも2度目の死をとげてしまっています。
ヒチさんが亡くなると、不思議と疫病も減り豊作になったとの事なのです。
そうなるとヒチさんを生き返らせてあげられなかったから、村に安寧が訪れたとも考えられます。
やはり大昔忌堂家当主とノウヌキ様の間で交わしていなくても結果的に契約になっていた事になっているのかもしれないですね!
光が死んだ夏ヒチさんの正体は?忌堂家の罪や秘密と儀式との関係あり?まとめ

「光が死んだ夏ヒチさんの正体は?忌堂家の罪や秘密と儀式との関係あり?」
と題して
- ヒチさんの正体は?
- 忌堂家の罪とは何?
- 忌堂家の儀式とは?
を見ていきました。
いかがでしたでしょうか?
ヒチさんは、忌堂家の罪に特に関係しており儀式にも無くてはならない存在でした。
山へ返しても戻ってきてしまうのは、ケガレから忌堂家を守る為なのではないでしょうか?
ひょっとすると、クビタチの村の安寧はヒチさんにかかっているかもしれませんね!
以上「光が死んだ夏ヒチさんの正体は?忌堂家の罪や秘密と儀式との関係あり?」
でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました!